2008年10月6日月曜日

秋のカスミソウワークキャンプ

10月4、5日の日程で第3回目のカスミソウワークキャンプが行われました。

今回の参加者は30代のご夫婦2人。

4日の夜に行われた食事会に参加してきました。


お酒を飲みながら、農業について、村の生活について、子育てについて等、いろんなことをお話ししてきました。


そしてあらためて移住する上での注意点を再認識したので、ちょっと箇条書き

・資金
・税金・社会保険
・冬の仕事
・自然
・出産・育児
・学校

以上6件

*** 資金 ***
就農してすぐに経営が安定するとはいえません。とりあえず5年は無収入でも生活できるくらいの蓄えは必要だと思います。その額は世帯によって大分異なると思うので、今、どのくらいの生活費がかかっているのかしっかりと認識する必要があると思います。

*** 税金・社会保険 ***
税金や社会保険などは前年度の収入から算出されます。なので1年目は収入が無い。けれど税金なんかはうんと高いんです。これだけは覚悟しなきゃなりません。しかも、サラリーマンなんかやってると給料天引きでいまいち払ってる感がないけど、就農後はちゃんと自分で払わなきゃならないんで、負担感ずっしりですよ。

*** 冬の仕事 ***
ここ昭和村は冬は雪の中です。豪雪です。もちろん、農業は出来ません。(出来なくはないかもしれないけれど、加温のために燃料をうんと使ったり、除雪などがあるのでとても現実的ではありません)
なので、冬場には農業以外の収入を得ている人は多いです。村内で仕事をするとすれば、除雪の仕事があります。他の地域に行って仕事をしている方もいます。ただ、家の雪下ろしなんかもしなきゃならないんで、時々こちらにこなければなりませんが・・・
もちろん専業農家として、農業収入だけで生活していくことは可能だと思いますが、就農して経営が安定するまでは少なからず考えておく必要はあると思います。
中にはお金のためではなく、身体が鈍らないように仕事をするという方もいますけど。

*** 自然 ***
昭和村は山の中です。季節によって 虫や動物 がいろいろと出ます。
4月に引っ越してきた頃は メナグリ と呼ばれるちっちゃな黒い虫。目に向かって飛んできてとってもうざい。正確にはショウジョウバエの仲間で メマトイ というらしいです。
梅雨の時期になるとカエルが大量発生します。田んぼがたくさんあるのでこれはしょうがありません。特に夕暮れ時はとってもすごいです。道路がカエルで埋め尽くされます。車で走るとたくさんつぶしたなってわかるんですけど、不思議なことに翌朝には道路はきれいで死骸はほとんどありません。どうやら鳥さんたちが処理してくれているようです。
8月には メジロ と呼ばれるちっちゃなアブが発生します。これが厄介者で、普通のアブと比べると刺すのが異常に早い。しかも痛い。この時期、車の窓を開けてるとあっという間に何匹も入ってきます。しばらくしてふと床を見れば干からびた死骸が・・・
9月になると羽蟻が大発生。夕方、うちの前の外灯をつけっぱなしにしてたら光の当たる壁という壁が真っ黒になるくらい羽蟻がぎっしり。翌朝、明るくなるまでそのまんまでした。
熊の目撃情報が多くなるのもこの頃から。昔は相当山奥まで行っても、熊は出なかったらしいですが、最近はだいぶ山を下りて、人が生活している領域まで出てきます。田んぼの米を喰ったりもします。
そして現在、カメムシが家の中に侵入し始めました。家中、しっかり窓を閉めていてもどこからか入ってきます。カメムシは家の中で冬を越すみたいです。そういえば引っ越してきた当初、たくさんのカメムシが家の中にいてビックリしたことを思い出しました。

*** 出産・育児 ***
昭和村にはお産する施設はありません。妊婦検診や出産は会津若松市や南会津町に行かなければなりません。車で30分~1時間くらいかかります。うちは里帰りはせず南会津町田島にある助産院で産み、村で育てようと思ってますが、里帰りするのもひとつの方法であると思います。また、冬の出産となると、雪のことも考えなければなりません。12月に入ると他の町につながる国道のうち3本が冬期通行止めになります。なので、病院へも遠回りしなくてはならなくなります。お産についてはそれなりの覚悟が必要だと思います。
でも、産んだ後はそんなに大変では無いと思います。むしろ都会などよりはよほど安心して育てることが出来る場所だと思います。まず子どもの数が少ない為に、村の人たちがとっても大事にしてくれます。子供同士も年齢に関係なく仲良く遊んだり面倒を見てくれたりしています。そして子どもが少なければ親も少ないので、みんな顔見知りです。いろんなとこで情報交換が出来ます。学校への送迎バスもあるので村内どこにいても大丈夫です。診療所と歯科は村内にあるので、おっきな怪我や病気さえしなければ十分だと思います。

*** 学校 ***
村の教育の最大の弱点だと思うのが、高校。
村から通えるところは1校だけ。そこも、バスが通る国道400号沿いの部落なら大丈夫ですが、そうじゃない小野川地区などは難しい。その為、多くの学生が会津若松市内の高校に通い、寮や下宿での生活をしています。なので、お金の負担が都市部に比べるとおっきくなります。もちろん大学進学すれば更にかかります。


昭和村への新規就農という点で考えるとこんなことがあげられると思います。もちろん他にもいろんなことがあると思いますが・・・。


大変なことを つらい と思わず、たのしい と感じることが出来ればどんなところでも大丈夫。
どんな時も笑顔を絶やさずに暮らしていこうと思います。

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