2008年11月16日日曜日

新たなる伝説☆

11月10日 午前5時28分

2890gの 女の子 が生まれました


これで3姉妹。かしましです。家族5人よろしうおねがいいたします。


それでは今回のお産のドタバタ劇のはじまりはじまり~♪


(前日) 11月9日

朝から3分おきのお腹の張りがあったんだけど、かなり弱すぎ。これは陣痛なのか?って、とりあえず助産院に連絡。しばらく家で様子をみることにしました。9日は午後から村の野球の紅白試合があるということで、それに誘われてたんだけど、午前中の時点では行くことを断念。午後は助産院に行こうってことにしてました。ただ、かあちゃんは次女 かづちゃんの時に予定日の18日前に同じような感じで一度陣痛がきて、おさまって、結局その10日後に生まれたというのを経験してたので、生まれないかもって思ってたみたい。

お昼ごはんを食べた後、案の定、陣痛はおさまった。折角なので、紅白試合の見学に。とうちゃんはそれに参加。かあちゃんは寒空の下、子どもたちと観戦しておりました。

そして、何事もなく9日は終わった


11月10日 午前4時

「破水したかも」
突然、かあちゃんにたたき起こされた。3時半ごろ、お腹の痛みとともに おもらし したらしい。尿ではないみたいだからたぶん羊水。昨日とは違いおなかの張りは強く、3分おき。もう一刻の猶予もないみたいだった。
急いで、助産院に行く準備。先生に連絡して、車に荷物を積んで、子どもたちを車に乗せて、4時15分頃出発。

なるべく急ごうと思ってても、ちょっとした揺れがお腹に響くみたいで、陣痛が強くなると車は減速。なるべく揺れないように走行してました。そして陣痛が弱くなると同時にダッシュ!
そんなことを3分おきに繰り返し5時前に無事? 助産院に到着。


11月10日 午前5時

到着してすぐに分娩室へ。すぐに診察。

「子宮口は・・・ 全開ね。」
「でもまだ上ね」

あかちゃんはまだ下りてきてないらしい。そして簡単に消毒。出産に向けて準備を始めました。陣痛がくると、背中をさすり、それがかなり気持ちいいみたい。かあちゃんは背中をさすられると楽そうでした。何回目かの陣痛の後、「ちょっと待ってて」と言い残し、先生は部屋の外へ。

先生がいなくなってからも、やっぱり陣痛はくる。今度はとうちゃんが背中をさする役。

「先生がやってたみたいにして!」
「そこじゃない! もっと下!」

なんて怒鳴られたけど、気持ちよくなる場所を見つけるとなんだかうれしい。

そしてだんだんと陣痛の間隔は短くなる。
背中もずっとさすってなきゃならなくなりました。これが結構、力仕事。始めは左腕でさすってたんだけど、しばらくして疲れて、右腕でさする。


11月10日 午前5時25分ごろ

ついに、大波がやってきた。
しかし、先生はまだ戻ってきてない

「せんせ~~~~~~い!」

「せ~ん せ~~~~~~~~~~~い!!」

やっと先生は戻ってきた。
そして、その手には、コップ。

「もう少しかかると思って、レモネード作ってたの。ごめんなさいね」

そして、大波は遠のいた。でも、出産はもう近い。先生ももうすぐってのはわかったらしい。

「あら、たいへん。ちょっと待ってて。」

そして、再び先生は部屋の外へ


11月10日 午前5時28分

「う"~~ん、う"~~~~~ん」

以前にも、聞いたことのある声を上げだした。長女 たまちゃんの出産の時に分娩室から聞こえてきた声。そう、出産する時の声だ。

先生はまだ戻らない
声はさらに大きくなる

「う"~~~ん、う"~~~~~~ん」

これはかなりやばい

「せんせ~~~~~いっ!」
「おねがいしま~~~~すっ!」


大声で、先生を呼ぶ。
すると遠くから、

「ちょっと、まってて~~」

返事があった。もうすぐもどって来る。


しかし、こっちは待ってくれなかった

「でちゃう、でちゃうよ~~っ!」

「あ"~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ!!!」


「でちゃった・・・。」

その声と同時に、とうちゃんはかあちゃんのズボンを下ろした。
その股の間から、青いものがあたまをのぞかせていた。


そして、先生は戻ってきた。

「あらあら、ごめんなさいね」
「トイレに行ってたの」


そして、先生にあかちゃんをとりあげてもらう。

みたい!みたい!」
と かあちゃん。

「もういたくないから、だいじょうぶよ」
と 先生。

漫才みたいなやりとりの後


自分の股をのぞきこみ、あかちゃんがずりずりと出てくるのをみているかあちゃん。たまかづも並んで、それを見ていました。かづちゃんのほうが相当、引き気味。その場で固まってました。


出血はほとんどなく、助産婦さんの手もほとんど借りないほどの 超安産 でございました。



11月10日 出産後

しばらくして、あかちゃんの肌身が落ち着いてきて、ようやくたまかづも「あかちゃん、かわいいね」って言う余裕が出てきました。

そして、胎盤を引きずり出した後、へその緒を切らしてもらいました。感触は肉というか皮というか、生のものを切る感覚。貴重な体験でした。

6時近くになって看護師のチヨさん登場。
「もう生まれちゃった?」
あまりに早い出産だったため、間に合わなかったみたい。
そして、あかちゃんの体重やら身長やらを測ってもらいました。


産後の状態は良好で、その日のうちに退院出来そうな感じでしたが、あかちゃんの なんとか検査 が4日後にすることになってるってことで14日まで入院することになりました。

ちなみに あかちゃんのブログでのお名前は
もえちゃんに決定!
新しい家族をよろしくお願いします